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MotionVFXおすすめのプラグイン「mO2」の基礎的な使い方

Final Cut Pro用のプラグインMotionVFXのmO2の使い方

こんにちは、大沢野BASEのユウです。さて本日は「MotionVFXおすすめのプラグインmO2の基礎的な使い方」というテーマでお話ししていきます。

今まで何種類かのmotionVFXのプラグインを説明してきましたが、mO2はこれまでのプラグインとは中身がちょっと違うプラグインになります。

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今までは、ドロップして微調整してOKという感じでしたが、mO2に関しては「俺は何を作っているのだ???」という感じで一気に創作のレベルが上がります。

簡単にいうと「3D映像を作るためのプラグイン」です。

例えばCMのように、リアルな3Dグラフィックスを使ったショートムービーを作れたりとか、アメリカのスポーツ番組のOPみたいな現実だと表現しきれない映像を作れます。

さらにmTracker 3Dなどを使うことにより、SF映画のように空中にUFOを飛ばしたり、街中にリアルな質感の文字を登場させたりとハリウッド映画のようなものまで作れます。

mO2の特徴

MotionVFX公式より引用

mO2の正式な名前は「mO2 REAL 3D RENDERING ENGIN」と言います。

60以上の編集可能なテンプレートがあり、140以上の3Dモデル、100以上の素材が入っているなど、細かい素材が沢山入ったテンプレートであり、お値段に日本円で約25000円になっています(2022.5)。

円安恐るべし。プラグインサイトはココから→MotionVFX Store

これ単体でも使えますが、バンドル版の素材が沢山入っているものであったり、mO2専用のテンプレートも販売されているので、自分の作りたい素材があった場合には追加購入するのも良いかもしれません。

手軽に3D映像制作ができる

mO2最大のポイントは「Final Cut Pro Xで手軽に3D動画制作ができる」ということです。今まであればかなりの技量が必要であった3D映像制作を簡単に行うことできます。

例えば、3D映像を作るためには映像制作ソフトを使うことが必須です。Appleで言うMotion5であったり、AdobeでいうAfter Effectがないとまず作ることは難しいです。

またそれだけでなく、mayaなどの3Dモデリングソフトなどを使う場合もあると思います。

どちらにせよ、Final Cut Pro XのみやDaVinci Resolveだけで作ることは難しく、また作るのに高度な技術が必要になってきます。

「トイストーリーを自分で作ってみて!」と言われても「無理でしょ!」って言いたくなると思います。

しかしmO2なら、ある程度の制限はあるもののFinal Cut Pro Xのみで、3D映像を従来よりは圧倒的に簡単に作ることができます。

使い方はちょっとだけ練習が必要

ここまで聞くと「めちゃ良いじゃん!ほしい!」と思われるかもしれませんが、実は操作に慣れるまで少し時間がかかるのもmO2の特徴です。

シンプルに使えるテンプレートの文字のみを変える場合などは簡単ですが、素材の質感合わせや、svg画像の読み込み、英語の翻訳などには少しだけ練習が必要だと思われます。

またよりハリウッド映像のような高品質の3D映像を目指す場合には、mTracker 3Dの使い方も併せて覚える必要があります。

しかし使い方を覚えると、映像制作の幅がぐんと上がります。むしろ他の通常の動画編集者とは比べものにならないくらい映像制作の技能幅が広がります。

なので、Final Cut Pro Xで頂点を目指すのであればぜひ購入してほしいなと思うプラグインの一つではあります。

まだM1チップには未対応

そして最後に大事なことですが、現在はM1チップ搭載のmacに未対応ということです。motionvfxプラグイン購入あるあるですが、

「買ったけど、プラグインが動かない!!壊れてる!!!!!!」

みたいに何も知らずに買うと驚くこともあるかもしれません。

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しかしM1チップのmacでも使う方法があるのでご購入の際にはコチラの記事もお読みください。

mO2のテンプレート紹介

MotionVFX公式より引用

このチュートリアルは全部英語なので分かりにくい部分もあるかもしれません。しかし基本的なテンプレートの紹介などをしてくれているので、YouTubeの自動翻訳機能を使いながら見てみてください。

大きく分けると「Basic」「General purpose title」「Logo」「Lower3rd」「Overlay title」「Product presentation」「Project」に分けられます。

mO2タイトル「Basic」

特に何も動かないシンプルな3Dテンプレートです。これ単体で使うことは少ないかもしれませんが、Lower3rdなどを組み合わせて、何かしらの紹介などの時には使えそうです。

またOP映像の最後の方や、徐々にこのロゴが見えてくるような演出をすることで使い道が出てくるかなと思います。

mO2タイトル「General purpose title」

General purpose titleとは日本語で「汎用的なタイトル」と言う意味ですが、これはOPや映像の合間などに入れることで映像の切り替えやタイトルコールを行うことができます。

これ自体はほとんど操作不要で、用途に合ったテンプレートをタイムラインにドロップして文字を変えれば使うことができます。

かなりポップな印象のものや、めちゃくちゃカッコいいものまで様々なバリエーションのものが入っています。

色合いや、素材の質感、ライトの位置などを変えたい場合にはインスペクタの部分で調整することができます。

インスペクタ操作のコツ

英語表記であり、マテリアルの調整をしたことないと操作が戸惑うこともあると思います。その時は一つだけ変えて調整してみて、自分の想像通りに動かなければ戻るを繰り返して、ゆっくり操作を覚えましょう

mO2タイトル「Logo」

これはまさに企業や自分のロゴをおしゃれに演出するテンプレートになります。このMotionvfxのロゴ部分を変更する操作が必要になります。

他のテンプレートもMotionvfxのロゴ部分を変更することがあると思いますが、基本的にロゴ部分はsvg形式の画像を用意する必要があります。

svg形式は”Illustrator”や”Photoshop”を使ったことがある方だと馴染みがあるかもしれませんが、一般の方だと初めて聞いた方もいるかもしれません。

”Illustrator”や”Photoshop”を持っている場合には書き出しの時にsvg形式で書き出せばOKになります。持っていない方は無料の画像編集ソフトのGIMP(ギンプ)などで作ることができます。(調べてみてね)

mO2タイトル「Lower3rd」

よく画面の下の方にある紹介文のような素材や、テロップのような素材が入っています。日本人的にはニュース番組風のテロップを想像すると分かりやすいです。

これに関しては完全に好みの問題ではありますが、高級感や立体感があるので普段使いというよりは、TV番組のようなワンランク上の表現を作りたいときに使えそうです。

基本的には文字が中心になるテンプレートなので、どこでも使えるのですが、なぜかあまり使っていない僕がいます。

mO2タイトル「Overlay title」

オーバレイなので、何かに重ねて表現する場合などに使えそうなテンプレートが多く入っています。

タイトル3などは僕自身もよく使ったのですが、くるっと回る動きが好きなのでカウントダウンタイマーなどを作るときに使いましたね。

このテンプレートも何故だか、アメリカのTV番組を彷彿とさせるようなものが沢山入っております。motionvfxって確かデンマークだったかそこら辺の会社だったと思いますがね。笑

mO2タイトル「Product presentation」

Product presentationと言うことで、何か商品であったり、サービスを紹介するときなどに使えそうなテンプレートが入っています。

意外とこのテンプレートは使い勝手がよく、ビューワの真ん中の素材を他のものに置き換えれば、Apple顔負けの商品レビューができるかもしれません。

ただし、モデル自体を買うか用意する必要があり、変えた場合にはインスペクタの部分で調整は必須なので、使うのに少し慣れてきたら使ってみるのも良いかもしれません。

mO2タイトル「Project」

このテンプレートは、演出がかなり強めのものが入っています。全体的に変更するのも難しいので、コンセプトに合ったものを選んで局所的に使用する必要があります。

タイトル7などは、天才てれびくんや、ネプリーグみたいな映像が作れるので何度も使いましたね。見た人の殆どが「…????」みたいな反応で本当にクリエイター冥利につきます。笑

3Dモデルさえあれば最初から作れる

最後に紹介ですが、mO2の使い方が分かってくると、次の段階として「自分の表現を作りたいな」と思ってくるはずです。

その時は今紹介したテンプレートではなく、ジェネレータの中にある「mO2」とmTracker 3Dと言うプラグインを使うことで圧倒的な映像表現を作ることができます。

優先順位であれば、mTracker 3Dの方が様々な場面で使い道があるのでおすすめです。そこにmO2を組み合わせることで手軽に圧倒的な映像を作れるって感じです。

mO2の使い方

実際の使い方ですが、今回はまず覚えるべきことは基本の2つだけです。「文字の変更」「ロゴの変更」です。

他の使い方(ライトの位置、マテリアルの変更、素材の取捨選択)も大事な部分は沢山ありますが、今回は「文字の変更」「ロゴの変更」のみ教えます。

理由としては、一気にやると分からなくなるからです。また何回か記事は作成していきますので、一つづつ着実に覚えていきましょう。

タイトルの変更

まずはタイトルを変更していきます。基本的な文字の変更はインスペクタの部分を使って行っていきます。

最初にビューワの中で自分が変えたい部分の文字をクリックします。するとインスペクタの部分の下の方に文字を変更する部分(Extrusion settings)ができるので、そこを修正していきます。

基本的にはこれだけになります。あとは同じような工程で文字を全て修正し切ったら文字装飾の基礎はOKになります。

さらに細かく調整する場合には「フォント」「文字間隔」なども変更することができるので、焦らずに1つずつ変更してみてください。

意外と処理が重くなって、PCも人体も作業負荷が大きくなる傾向があるので無理はしないでくださいね。

ロゴの変更

ロゴの変更に関しては、タイトルの変更とさほど違いはありません。しかし最初に準備するものがあります。それは「svg形式の画像ファイル」です。

svg形式に関しては、”Illustrator”や”Photoshop”を持っている場合には書き出しの時にsvg形式で書き出せばOKになります。

持っていない方は無料の画像編集ソフトのGIMP(ギンプ)などで作ることができます。(調べてみてね)

svgの画像を用意したらあとはタイトルと同じようなことを行っていきます。まずは、自分が変えたいロゴをクリックします。

画像をクリックすると、インスペクタの部分の下の方に画像を変更する部分(Extrusion settings)ができているのでそこを変更していきます。

その中に「Reload SVG」と言う部分があるのでまずはそこをクリックします。

「Reload SVG」では、ロゴにしたい画像のくり抜く部分などを設定することができます。チェックマークを付けたり外したりして設定します。

操作がよく分からない場合には、とりあえず1つずつ試して、良い型抜き加減になったら次に進めばOKかなと思います。進む場合は「Reload」を押します。

これに関しては複雑なロゴは形を作ることが難しくなってくるので、シンプルなロゴを作っておくことをお勧めします。

マーケテンングの部分でも、複雑なロゴよりもシンプルなアイコンの方が好まれますし、複雑なロゴであれば手直しして少しシンプルにすると良いかもしれません。

「Reload」を出して出来上がった画像がこちらになります。

このように、「Reload SVG」で直した画像はこんな感じで表示されます。基本的なロゴの設定はここまでです。

あとはベベルなどを調整して、穴の大きさやモデルの厚みなどを変更したり、慣れてくれば色合いなども変更することができます。

まずは基本的な「文字の変更」「ロゴの変更」でしたが、初めてだと難しい部分もあると思います。

なので、まずは無理せず楽しんで創作して頂ければと思います。

まとめ

本日は「MotionVFXおすすめのプラグインmO2の基礎的な使い方」というテーマでお話ししました。まずはこれだけできれば、制作を楽しむことくらいはできるはずです。

ここにMotionVFX Storeで無料で配布されているSNSアイコンや、ニコちゃんマークなどを試しに入れてみて遊ぶうちに使い方は覚えてくると思います。

しかし僕自身も今だに、「質感がうまくだせね〜」とか「なんだこの無駄に低い映像作品は…」などmO2に関しては発展途上でもあります。

というか3D作品ってマジで難しくて笑えます。だからこそ面白いのです。

またMotionVFXの内容を記事にしますので、よければブックマークとか、記事などで紹介頂けると嬉しく思います。

それでは皆様、良き創作ライフを。