【使い方】初心者向けFinal Cut Proの自動手ぶれ補正のやり方解説

こんにちは。大沢野BASEのゆうです。本日は「初心者向けFinal Cut Proの手ぶれ補正のやり方解説」について解説します。
最近は簡単にスマホで動画が撮れますよね。しかもかなり綺麗な動画が撮れるようになっており、カメラを買う人も少なくなった気がする今日この頃です。
しかしスマホで動画を撮ると「手ぶれ」が気になる時はありませんか?
最新鋭のスマホは手振れでさえも軽減してくれる高性能なものがあります。しかしブレの軽減は完璧ではないので、撮影時にジンバルを活用する人もいると思います。
実際、撮影の段階でブレの少ない物を撮る方が良いですが、それでも機器を揃えるだけでもお金がかかります。そんな時にFinal Cut Proを持っているなら編集で「手ぶれ」を軽減することができます。
ジンバルを軽減率100%とすると、手ぶれ補正は軽減率70%くらいかなという印象ですが、やらないよりはやった方が良いです。
また綺麗に撮れた動画でも最終確認として手振れ補正をかけることにより、よりスマートな動画になるかもしれません。なのでぜひ覚えてみてください。
またこのブログでは様々なFinal Cut Proの使い方を説明していますので、ぜひそちらもご確認頂けると嬉しく思います。

手ぶれ補正のやり方
やることはほぼワンクリック済むので簡単です。まずは動画素材(クリップ)を選択します。その状態で右上のインスペクタの「ビデオタブ(映画のフィルムマーク)」を選択します。

その中に「手ぶれ補正」という項目があるので、チェックマークにチェックを入れます。
その後、「ドミナントモーションを解析中」とビューアに表示され終了すると手振れ補正の第一段階は終わりです。基本はこれだけなので難しい操作はほぼ必要ありません。
「InertiaCam」と「SmoothCam」
「方法」の中の「自動」と書かれたタブの中に「InertiaCam」と「SmoothCam」というものがあります。

これは補正のモードにになります。SmoothCamというのが従来の補正方法になりまして、最新型はInertiaCamになります。
InertiaCamの方が補正が強く出るので基本はこちらで補正をかけるのが良いと思います。しかし、補正が強すぎると映像が歪む時があるので、その時はSmoothCamを使うのが良いと思います。
また「変換(縦と横の動き)」「回転(画面の回転)」「調整(画面の縮小)」をそれぞれ調整することで、補正の強弱をつけることができます。
また、InertiaCamの時に「三脚モード」という画面が出てくることがあります。三脚で固定されたブレの少ない映像でもズームなどでブレや画面の歪みが出る時があります。
それを補正してくれて、ズームなどの動作がスムーズに動くようにしてくれます。
まとめ
本日は「初心者向けFinal Cut Proの手ぶれ補正のやり方解説」について解説しました。
撮影ってどこか一発勝負の面もあって、その日のその瞬間に収めないといけない場面も多々あります。
YouTubeで商品の説明動画なら何度もやり直しが効きますが、撮影が入ると難しいものです。むしろ映画やドラマやテレビはその点、やはりプロの集団だなと改めて思います。
ただ、最近は技術の進歩で失敗した素材も何とかなる可能性が増えてきました。
なので、もし動画の撮影に失敗しても色々試してみて「生かせないか?」を考えていただければ幸いです。意外とプラグインとかとかけ合わせると化けるときもあります。

さてそんな感じで終了です。では皆さん良き創作ライフを。