【厳選】MotionVFXから選ぶFinal Cut Proのおすすめ有料プラグイン7選
こんにちは、大沢野BASEのゆうです。
本日は「MotionVFXから選ぶFinal Cut Proのおすすめ有料プラグイン7選」というテーマで話していきます。
プラグインとはいうのは、最初から動きや演出がある程度決まっている「タイトル」や「エフェクト」や「トランジション」などのことです。
プラグインを取り入れる事で、初心者でもかっこいい演出ができたり、動画編集者でも時間短縮ができたりとメリットが多いものになります。
そもそもFinal Cut Proの編集方法がよく分からないという人はこちらの記事に使い方を掲載していますのでご確認ください。
動画編集のみで生計を立てたい場合などは基礎技術を高めたのちに、必要な部分のみを買えば良いと思いますが、
趣味や会社の紹介などで使う場合にはガンガン買って動画作りを楽しんでもらえればと思います。
MotionVFXについて
MotionVFXとは、Final Cut ProやMotion5、動画編集ソフト「DaVinci Resolve」などのプラグインを販売しているWebサイトになります。
Apple公式でも紹介しているくらい本当に信頼性の高いサイトであり、Apple以外にもディズニーやSONYなどにもプラグインを提供しているサイトです。
使われている言語はすべて英語になりますが、Googleの翻訳機能を使えば問題なく読むことができます。
購入画面も英語になっていますが、購入に関してはクレジットカードの情報を記入するオーソドックスなタイプなので丁寧に入力すれば問題ないです。
使い方のチュートリアルに関しては、動画説明が全て英語ですし、Final Cut Proの画面でも英語表記になって分かりにくい部分はありますが、ほとんどのプラグインが直感的に操作できるのでかなり使いやすいです。
基本は、使いたいものを見つけたらサンプル動画を見てみて、気に入ったら購入という感じが良いと思います。
価格帯としては安いもので5,000円程度、高いもので30,000円くらいの値段になりますが、複数購入をすると最大30%OFFになったり、一度購入すればずっと使えるので動画編集を長く続けるなら購入は、かなりアリだと思います。
Final Cut Pro有料プラグイン7選
今まで使った有料プラグインの中で個人的におすすめだなと感じたプラグインをご紹介していきます。
現在は2023年2月現在の7選なので、また半年に一回程度更新していきます。なので「ブックマーク」「ホーム画面に追加」「SNSでシェア」などをしてまた見れるようにしておいてください。
追記:2024年度版のランキング作りましたので、そちらも気になる方はお読みください。
第7位「mAnime Combo!」
「mAnime Combo!」は、日本の漫画やアニメのような演出を動画に付与できるプラグイン。80種類のアニメーションを付与するタイトル(mAnime)と、51種類のそれをサポートするような素材(mAnime Zaps)が入ったものになっています。
公式サイト→mAnime Combo
これはmAnimeとmAnime Zapsを別々に購入することもできますが、基本的に1セットで買った方が良さそうなプラグインです。
このプラグインの面白いところは、日本をモチーフにしているということと、PVが何とも言えないクオリティになっているところです。
使うシーンを選ぶので実用度的にはあんまり高くはないのですが、要所要所で使うシーンがあるなと思っています。
なのでYouTubeで動画を投稿する人や、企業用の短尺PVを作るときなどのシーンでは意外と便利な一面もあります。
第6位「mChannel Clean」
「mChannel Clean」はシンプルで使い易いタイトルが入ったプラグインになります。60種類のタイトルやトランジションが入ったものです。使い易いプラグインなので初心者さんにもグッドな製品です。
公式サイト→mChannel Clean
実はこのサイトを運営した始めた当初は第2位だった超オススメプラグインです。
順位が下がりはしましたが、今でもよく使うプラグインですし、かなりオススメです。順位が下がった理由としてはシンプルに上が強すぎただけです(笑)。
プラグインの特徴としては愛嬌さやポップさより、上品な印象です。エンタメ動画よりは、商品レビュー動画や大人向けの趣味動画などではかなり使い易いと思います。
僕自身の使用頻度も高く、1動画に一回くらいは登場している気がします。派手さはないですが、使い易いので最初の一つを迷ったらこれを買うのはありです。
初めの挨拶から、途中の注釈や、場面転換など本当に多岐にわたる使用方法があります。なので個人的にはかなりオススメです。
補足①:前回6位「mO2 REAL 3D RENDERING ENGINE」
前回6位だった「mO2 REAL 3D RENDERING ENGINE」はかなり推しのプラグインだったのですが落選させました。
公式サイト→mO2 REAL 3D RENDERING ENGIN
mO2をさらっと簡単に説明すると「3D合成動画が簡単に作れる」プラグインになります。これだけ聞くとよく分からないという人も「ジュラシックパークみたいな動画が簡単に個人で作れる」と聞くとビックリすると思います。
実際にジュラシックパークを作るのは並大抵のことではない(比喩として使いました)ですが、mO2と3Dモデルを使うことで現実にないものを動かしたり作ったりすることができます。
僕は2021年から「これから先絶対に3D技術が一般化してきて、面白い動画を作る人が山ほど出てくる」と思っておりました。
「その先駆けに絶対になるぞ!!」と思いお値段約3万円近くのこのプラグインを買いましたが、このプラグイン実はかなり重たくて、かなり操作が面倒で、かつ今だにM1チップやM2チップに未対応です。
M1でもM2でもコマンド入力すれば使えるのですが正直ちょっと面倒なので、今のところ、僕のmacで眠って頂いているプラグインちゃんです。
現実的に「3Dの編集技術」「3Dモデリング」は、これから動画編集やる人は絶対にマークしておかねばならない技術です。
間違いなく今後の動画市場で一番価値が上がるのがこの3D技術だと個人的には思っています。3D技術を駆使して「新しい世界」を作れる人材やクリエイターは重宝されると思っています。
なので戦力外通告しましたが、いつかのために使いたいプラグインではあります。
第5位「mTutorial」
「mTutorial」は、説明シーンや商品紹介のシーン、または学習系のコンテンツを作る時に活躍するプラグインです。僕自身のYouTubeチャンネルでは毎回使っているプラグインです。
公式サイト→mTutorial
107種類の説明シーンで使えるタイトルが入っており、パソコンで何かしらの説明をした人は絶対に持っておきたいプラグインです。本気で超使えます。
正直、5位より上でも良い(というより次は絶対に上げる。使用頻度は現在はトップクラス)のですが、迷いに迷って今回はこの順位です。
迷ったポイントは一言「今回は特に上の4つは紹介したい!!」という気持ちからです。
というより今から紹介する4つはこの「mTutorial」を含めて、本当に最高のプラグイン達です。甲乙つけ難しですが、うーん。とりあえずYouTubeでもこの並び順で紹介したし「まぁいっか〜」って感じです。
補足②:前回第5位「mTravel 2」
「mTravel 2」も今回は落選しました。このプラグインも本当に大好きなプラグインですが「マジで使わなくなった」ので戦力外通告です。
公式サイト→mTravel 2
ちなみに「mTravel 2」は旅行などの場面で使えそうなタイトルが入ったプラグインになります。旅行以外でも使える部分はありますが、汎用性が高いプラグインで上には上がいるものです。
個人的にこのプラグインの地図機能が好きで、よくあるテレビやゲームの「出発地」から「目的地」までのルートを簡単に作ることができます。
旅行や街の紹介などをする場合には買って損はないと思います。しかし、お店の紹介だと無駄になるものも多いので、基本は「移動」がある動画を作る場合に取り入れてもらいたいなと思います。
そして使わなくなった理由も、最近お外に出ての撮影を全くしなくなったし、旅行とか一切しなくなったからです。なのでまた自分に余裕ができたら使うかもです。
第4位「mBehavior」
2021年の僕のおすすめする有料プラグインの第一位だったプラグイン、それが「mBehavior」です。素晴らしい点は一言「技術が全くなくてもアニメーション作れる」ことです。
公式サイト→mBehavior
このプラグインは、文字や物体に動きをつけることができ、そのバリエーションもとても豊富です。従来、このプラグインのような動きをつける場合には「Motion5」やAdobeの「After Effect」を使う手間がありました。
しかしこのプラグインを使うことで一瞬でそれなりの動きを作り出すことでができます。もう最高すぎます。
例えば、10秒のロゴアニメーションを作る場合でも今までであれば3時間くらいかかっていました、しかし「mBehavior」を使えば10分でできます。
動画の中にアニメーションを組み込みたくなったら編集ソフトのみで簡単に作ることができる。これは本当に凄いことで、今までのちょっと手の届かない演出(もしくは面倒な演出)を一発で解決できるプラグインなのです。
本当に一言「動画を作るのが楽しくなる」プラグインであり、僕を動画編集にのめり込ませたプラグインでもあります。
ただそんなプラグインが第4位な理由は、上の3強が強すぎるからです。鬼滅の刃でも上弦の鬼は上3人が強すぎると思いますが、MotionVFX7選でも上3つが強すぎるのです。
ぶちゃけ、今まで紹介したプラグインも、MotionVFXおすすめ7選に入っているだけで「上弦の鬼レベル」なはずですが、上は別格です。
第3位「mKeynote」
今回初登場、僕が選ぶMotionVFXおすすめ第3位は「mKeynote」になります。Appleのプレゼンのような説明動画に最適なプラグインであり、使い方も簡単ですし万人ウケするプラグインです。
公式サイト→mKeynote
何が良いのか?この超新星の何が良いのか???と言いますと、一言「汎用性」です。
例えば第5位の「mTutorial」だと、元からある図や表をより分かりやすく強調するのに長けています。素材をより活かす感じですね。
それも十分なのですが、このmKeynoteだとプラグインの中に「図や表」が入っているので、編集画面上で様々なことを図を表を交えながら説明することができます。
なので「mTutorial」が素材の味を活かすプラグインだとすると、mKeynoteは素材自体を作り出せる(入っている)プラグインなのです。
かつ、YouTubeや企業のプロモーション動画などあらゆるシーンで使いやすそうなものが入っているので、マジで最高のプラグインになります。
またJustine Ezarik(ジャスティンエザリック)さんとのコラボプラグインであるため、最近発売されたものの、多くの人に使われ、MotionVFXのベストセラープラグインになっています。
かなりオススメの一つです。
第2位「mTuber 3」
さてついに第2位ですが、第2位は「mTuber3」というプラグインです。本当に世界中の多くのYouTubeチャンネルで紹介されており、本気でおすすめできるプラグインです。
公式サイト→mTuber3
72種類のタイトルやトランジションが入ったものでmTuberシリーズと言われるシリーズの3作目になります。
mTuberシリーズの特徴を簡単に言えば、「YouTubeなどの動画投稿者に超使えるプラグインが入ったもの」となります。
「チャンネル登録してね!!」という吹き出しがYouTubeの端の方に現れたり、映像の中でよく見せたい部分をズームしたり、説明を補完するポップアップを出したりと、本当にYouTuberが欲しい機能が盛りだくさんです。
ただそれだけでなくmTuber3の真のメリットは「作業時間の劇的な短縮」です。
意外と華やかに見えるかもしれませんが、動画編集というのは、かなり地味な作業の繰り返しです。そして意外と時間がかかるのものなのです。
そこに耐えられるかどうかで動画を投稿し続けられるかが決まると思いますが、このmTuber3は、いちいち面倒な作業をこれ一つでかなり改善してくれます。
僕自身はこれを購入する前に動画編集者として独立していた時期があり(失敗して現在は会社印)、その頃は様々な物を、毎回0から作っていました。
正直かなりしんどかったです。
なのでこれから動画編集者やYoutuberになる方には、極力楽して作業して、もっと大事なコンテンツであったり、営業活動であったりに時間を活用して欲しいなと思います。
なので、今回は2位にこの「最強の時短ツール」を紹介した感じです。ぜひご検討を。
第1位「mKBHD」
そして最後の最強のプラグインは「mKBHD」というプラグインになります。
mKBHDは、マルケス・ブラウンリー(大先生)というアメリカで大活躍するYouTuberさんとMotionVFXのコラボプラグインになります。
公式サイト→mKBHD
マルケス・ブラウンリーさんはチャンネル登録者数は驚きの「1610万人」であり、別名「MKBHD」と言いまして、その名前がそのまんまプラグイン名になっている感じです。
まぁ、そんな偉大なお方と一緒に作られたこのプラグインは動画制作のあらゆるシーンで使える機能がたくさん入っております。
正直、第2位の「mTuber3」とほぼ同じような機能なので、人によっては「mTuber3」の方が良いという人もいると思います。
さらにこの記事を読んでいる人が女性であるなら、このプラグインより「mTuber3」「mKeynote」の方が良いという人もいるかもしれません。
ただなぜ僕がこのプラグインを第1位とするのかというと、「僕の動画の最高にどハマりしたから」です。
僕は説明動画を作っており、講義的な動画や商品の紹介をすることが多い。そしてそれをより良く見せるためのプラグインが欲しいと思ってました。
その全てを叶えてくれたのが「mKBHD」です。説明の際のズームイン、ズームアウト。商品の強調、注釈、トランジションの全てが僕には本当に合っています。
そして僕自身はこのプラグインを使って動画を作ることが本当に楽しいと思えました。
自分の表現したいことがスムーズにできる感覚ですね。
だから1位です。
最後の最後は、人におすすめというより「自分にとって最高だった」になっていますが、同じような動画を作るなら最高のツールになってくれると思いますよ。
そして僕とは違うような動画を作るとしても、実はかなり汎用性が高いツールがたくさん入っているのが「mKBHD」です。
なので、もし迷ったらぜひこれを選んでみてください。動画を作るなら絶対に助けになってくれる最高のツールです。
まとめ
本日は「MotionVFXから選ぶFinal Cut Pro Xのおすすめ有料プラグイン7選」というテーマで話しました。
日本だとMotionVFXを知っている人は少ないのですが、個人的には本当におすすめできるプラグインサイトです。
僕はMotionVFXの方とご縁あってたまにメールのやり取りをしますが、本当に親身にいろんなことを教えてくれます。
年末年始に「来年も良い年になりますように」と来たメールには本当に感動しました。
そんな素晴らしいサイトだからこそ、もっと多く人に知ってもらえるように努力したいと思います。
そして日本だと動画作る人も少ないので、もっとたくさんの人が「創作」できる環境を作って行けたら良いなと思っております。
まだまだMotionVFXの記事も動画も作っていきますが、購入するときの注意点も書きましたので、併せてご覧ください。
最後にプラグインを使うと技術が伸びないと思われる方もいるかもしれません。それは一理あると思います。
しかしプラグインを導入することで自分のやりたい事が「今すぐにでもできる」ようになると考えたら、それも素晴らしい事だと思います。
僕は今は趣味で動画を作っているのでこんな事が言えるのかもしれませんけどね。
でも、それが良いと思える今日この頃です。笑
このブログでは、Final Cut Proなどの情報を書いています。また機会があれば覗きに来てください。では皆様良い創作ライフを。